オーディオ•ギャラリー!
ども。今年も半分以上過ぎてしまいましたね。毎年、この時期になると長引く風邪を引くようになり、かれこれ3週間くらい風邪との闘病生活を送っております。もちろんサーフィンにも3週間もご無沙汰しております。
ということで、今回のテーマは、「オーディオ•ギャラリー」!
昔の話ですが、パソコンが一般にも普及しだした頃、ご家庭でお手軽に音楽を制作するソフトとハードがパッケージされた商品が各メーカー(コルグ、ヤマハ、ローランドなど)から発売されていました。このハードには、GMという規格があって、「ピアノは1番、ベースは20番」みたいな共通のルールがあり、どのメーカーでも同じ音楽ファイルを再生が可能になっております。このハードは、「GM音源」と呼ばれており、ご家庭で簡単にピアノやブラス、ストリングスの音を演奏することが可能です。
Korg(コルグ)からも「オーディオ•ギャラリー」なる製品が販売されておりました。パッケージのイラストがロダン調(?)で、ちょっとハイソでセレブな感じの製品でしたが、GM音源はヤマハとローランドがしのぎを削っていたので、コルグ製品は、「ナンバー2(3)」的なポジションであったり、マニア好みの音がするなんて言われており、どちらかといえば人気はあまりありませんでした。格安で在庫処分している楽器屋さんも多かったですしね。
で、あるリサイクルショップでハードのみを格安で売られていたので捕獲しました。
この「オーディオ•ギャラリー」に付属されているハードは、AG-10という製品で、肩書きも「Wavetable Synthesis」(スペル合ってる?)と呼ばれる方式の音源です。通常、GM音源は各社呼び方が違いますが、総称して「PCM音源」と呼ばれる生の音をデジタル化した音源(波形)を用いて発音するもので、Wavetableは、波形がつながっているもの…つまり映画のフィルムのような状態になっており、スタートポイントを設定することで、いろんな発音をする方式で、AG-10は、このWavetable方式を採用していると謳っていることに興味を覚えました。
しかし、AG-10のフロントパネルは、ボリュームと電源スイッチしかないシンプルなもので、本体でエディットすることが不可能であります。
そこで、エディターソフト(SoundDiver)の登場です、音の素(もと)となる波形を選択するパラメーターを見たのですが、「あれ?普通のPCM波形じゃん!どこがWavetableなんやろ?」と思いましたが、基本的な波形の後ろに見慣れない波形の名前があるではないですか。Jam118〜255という怪しい名前の波形達です。この波形を選択すると「ピロピロガキン」とか「ヒョーピキピキ」といった、いかにも非音楽的な音があります。
海外のシンセマニアのサイトにも「この製品には、バグ(?)があり、面白い音が出る」なんて紹介されていて、彼らがエディットした音のサンプルがあるのですが、とても興味深いものがあります。
単なるGM音源だと思っていたのに「スゴい!」という感じです。
この製品を設計した人は、どういった意図でこういう波形達をチョイスし、何をしたかったのかがナゾですね。是非メーカーさんに聞いてみたいところです(笑)
フィルターはありませんが、パラメーターは豊富なのでいろいろエディットできる楽しいシンセだと思います。もちろんエディターソフトは必須ですが…。
いままで、GM音源は単なる「再生機」と思っていたのですが、再発見したような気がしました。巷では、チープな扱い(笑)ですが、研究してみたいと思います。これが、運命的な出会いのAG-10くんです。おわり。




















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